賃貸でエアコンが動かない!どうしたらいいの?

不動産管理会社に勤める維乃です。家電て急に動かなくなりますよね…。エアコンなんて近頃は動かないと死活問題だし、止まるとかなり焦っちゃいます。

「この場合、自分で修理していいの?」「管理会社や大家に連絡すべき?」と悩むかもしれません。

エアコンが動かない原因には、単純なトラブルから故障までさまざまな理由が考えられます。勝手に修理をするとトラブルになることもあるため、まずは落ち着いて原因を確認し、間違いのない対応に努めましょう。

この記事では、賃貸物件でエアコンが動かなくなったときの対処法について、具体的に分かりやすく解説していきます!


1. まずは自分で確認できることをチェックしよう!

エアコンが動かないからといって、すぐに管理会社や大家に連絡するのは早計です。まずは、以下の点をチェックしてみましょう。

(1) リモコンの電池が切れていないか?

エアコンの故障ではなく、単にリモコンの電池が切れているだけのことがあります。以下の手順で確認してみましょう。

リモコンの液晶画面が表示されているか?
ボタンを押しても反応しないなら、新しい電池に交換してみる
スマホのカメラでリモコンの赤外線信号をチェックする(カメラを通してリモコンのボタンを押して、光が見えれば正常)

(2) ブレーカーが落ちていないか?

エアコンの専用ブレーカーが落ちていると、電源が入らなくなります。

分電盤を開けて「エアコン」や「冷暖房」専用ブレーカーがOFFになっていないか確認
もし落ちていたら、一度ブレーカーをONにしてエアコンを試してみる

(3) コンセントが抜けていないか?

賃貸物件によっては、エアコンが壁のコンセントに差し込まれている場合があります。

エアコンのコンセントがしっかり差し込まれているか確認
ホコリや接触不良がないかチェック

(4) 室外機の周囲がふさがれていないか?

エアコンの室外機が正しく作動しないと、エアコン本体も動かなくなることがあります。

室外機の前に物が置かれていないか確認
フィルターや排水ホースが詰まっていないかチェック

(5) フィルターが汚れていないか?

フィルターが詰まっていると、エアコンが正常に動作しないことがあります。

エアコンのカバーを開けてフィルターを確認
ホコリが溜まっている場合は掃除機で吸い取る、または水洗いする


2. それでも動かない場合は管理会社・大家に連絡!

上記のチェックをしてもエアコンが動かない場合は、エアコン自体の故障が疑われます。この場合、自分で修理しようとせず、管理会社や大家に連絡しましょう。

(1) 連絡の際に伝えるべきポイント

管理会社や大家に電話やメールで問い合わせる際、以下の情報を伝えるとスムーズに対応ができます。

📌 物件名・部屋番号
📌 エアコンのメーカー・型番(エアコン本体のラベルに記載)
📌 いつから動かないか(例:「昨日までは動いていたが、今日つかなくなった」)
📌 試した対処法(例:「ブレーカーを確認したが、問題なかった」)

(2) 修理費用は誰が負担するのか?

エアコンの修理費用については、契約内容によって異なりますが、一般的には以下のように判断されます。

エアコンが「物件の設備」の場合 → 基本的に大家・管理会社の負担
エアコンが「入居者が設置したもの」の場合 → 入居者の負担

賃貸契約書の「設備の修理負担」の項目を確認して、エアコンが設備に含まれているかをチェックしましょう。


3. 修理までの間の対処法

エアコンの修理には時間がかかることがあります。特に夏場や冬場にエアコンが使えないと困るため、修理が完了するまでの間の対策も考えておきましょう。

(1) 夏場の対策

扇風機やサーキュレーターを使う
窓を開けて風を通す(網戸がある場合)
冷感シートや冷却グッズを活用する

(2) 冬場の対策

電気ストーブやこたつを使う
厚着をする・毛布をかける
湯たんぽなどを活用する


4. 交換・修理の流れ

エアコンが故障し、管理会社が対応する場合、以下の流れで修理または交換が行われます。

1️⃣ 管理会社に連絡する
2️⃣ 修理業者の手配(管理会社が業者を手配する)
3️⃣ 業者が点検し、修理可能か判断
4️⃣ 修理または交換が実施される

修理完了までに1週間以上かかることもあるため、早めに連絡して対応を依頼しましょう。


5. 自分で修理を依頼するのはちょっと待って!

エアコンが動かなくなったからといって、勝手に修理業者を呼んでしまうと、費用負担の問題が発生する可能性があります。

⚠ 勝手に修理を依頼すると、大家や管理会社が負担しない場合があります!

「すぐに直したい!」と思う気持ちは分かりますが、必ず管理会社や大家に連絡して指示を仰いでください。


6. まとめ

まずは自分で簡単なチェックをする(リモコン、ブレーカー、コンセント、フィルターなど)
それでも動かない場合は、管理会社や大家に連絡
修理費用は基本的に大家負担(設備の場合)
修理が終わるまでの間、暑さ・寒さ対策をする
勝手に修理を依頼しない(費用負担トラブルの原因になる)

エアコンが動かなくなると焦りますが、まずは落ち着いて原因を確認し、適切な対応をしましょう!


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