賃貸で水道が止まった!原因は何?問い合わせ先・対処法をご紹介


不動産管理会社に勤める維乃です。「水道が止まったんだけど!」弊社にもお問い合わせがございます。

賃貸に住んでいると、ある日突然「蛇口をひねっても水が出ない!」というトラブルが発生することがあると思います。

「断水?」「水道料金を払い忘れた?」「設備の故障?」と、いろいろな原因が考えられますが、まずは落ち着いて状況を確認していきましょう。

この記事では、賃貸物件で水が止まったときの原因や対処法を詳しく分かりやすく解説します!


1. まずは自分で確認できることをチェックしよう!

水が出ないと焦ってしまいがちですが、原因が簡単なことであれば、すぐに解決できることもあります。以下の点をチェックしてみましょう。

(1) 他の蛇口から水が出るか確認

キッチンの蛇口から水が出ない場合でも、お風呂や洗面所では出ることがあります。

全ての蛇口をチェックする(キッチン・洗面所・風呂・トイレなど)
お湯だけ出ない場合は、給湯器のトラブルの可能性あり

→ 全ての蛇口で水が出ない場合は、建物全体の問題や断水の可能性が高いです。

(2) 水道の元栓が閉まっていないか?

何らかの理由で水道の元栓が閉まっていると、水が出ません。

水道メーター付近にある「止水栓」や「元栓」が閉まっていないか確認
引っ越し直後なら、開け忘れの可能性もあるのでチェック

→ 元栓が閉まっていた場合は、開ければ水が出るようになります!

(3) 断水情報を確認する

自治体や水道局が工事をしている場合、一時的に断水になることがあります。

自治体のホームページや水道局のサイトを確認
水道局に電話をする(同じ建物や近隣の家でも水が出ない場合は断水の可能性大)

→ 断水なら復旧を待つしかないので、情報をチェックしつつ対応しましょう。

(4) 水道料金を支払い忘れていないか?

水道料金の未払いが続くと、水道局から給水を停止されることがあります。

最近、水道料金を支払ったか確認する
未払いの請求書や「給水停止予告通知」が届いていないか確認

→ 未払いの場合は、すぐに支払いをして水道局に連絡しましょう。

(5) 凍結していないか?(冬場の場合)

寒い地域や冬の朝など、気温が氷点下になると水道管が凍結し、水が出なくなることがあります。

外気温が0℃以下になっているか確認
外の水道管を触ってみて、冷たく凍っていないかチェック

→ 凍結の場合は、自然に溶けるのを待つか、タオルを巻いてぬるま湯をかけると解消することがあります。


2. それでも水が出ない場合は管理会社・大家に連絡!

上記のチェックをしても水が出ない場合は、水道設備の故障や建物全体のトラブルが原因の可能性があります。この場合、自分で修理しようとせず、管理会社や大家に連絡しましょう。

(1) 連絡の際に伝えるべきポイント

管理会社や大家に電話やメールで問い合わせる際、以下の情報を伝えるとスムーズに対応してもらえます。

📌 物件名・部屋番号
📌 いつから水が出ないか(例:「今朝から急に水が出なくなった」)
📌 どの蛇口で水が出ないか(例:「キッチンと洗面所だけ出ない」など)
📌 試した対処法(例:「元栓を確認したが問題なかった」)

(2) 修理費用は誰が負担するのか?

水道設備の修理費用については、契約内容によって異なりますが、一般的には以下のように判断されます。

水道設備が「物件の設備」の場合 → 基本的に大家・管理会社の負担
自分で壊した場合(例:強い力で蛇口を壊した) → 入居者の負担

契約書の「設備の修理負担」の項目を確認して、水道設備の修理負担がどちらにあるかをチェックしましょう。


3. 水が出ない間の対処法

水道が使えないと、生活に大きな影響を及ぼします。修理や断水が解消されるまでの間、以下の方法で対応しましょう。

(1) 近くの公園やスーパーで水を確保する

多くの公園には水飲み場があり、緊急時には水を確保できます。また、スーパーやコンビニでミネラルウォーターを購入するのも一つの方法です。

(2) 友人や親戚の家でシャワーを借りる

長時間水が出ない場合、お風呂や洗濯ができなくなるため、近くに頼れる人がいれば相談してみましょう。

お金がかかりますが、銭湯やコインランドリーで凌ぐ方もいらっしゃいます。

(3) ウェットティッシュや除菌シートを活用する

手を洗えないと衛生面が気になりますよね。ウェットティッシュやアルコール除菌シートを使って清潔を保ちましょう。


4. 修理・復旧の流れ

水道のトラブルで管理会社や大家が対応する場合、以下の流れで修理または復旧が行われます。

1️⃣ 管理会社に連絡する
2️⃣ 管理会社が原因を確認する(建物全体の問題か、部屋の設備の問題か)
3️⃣ 修理業者の手配(必要なら水道業者が訪問)
4️⃣ 修理または復旧作業が行われる

修理完了までに数日かかることもあるため、早めに連絡して対応を依頼しましょう。


5. まとめ

まずは自分で簡単なチェックをする(他の蛇口、元栓、断水情報、水道料金の未払いなど)
それでも水が出ない場合は、管理会社や大家に連絡
修理費用は基本的に大家負担(設備の場合)
修理が終わるまでの間、生活用水を確保する
勝手に業者を呼ばない(費用負担トラブルの原因になる)

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